2016年1月29日金曜日

ラボ忙しくない

こんばんは。四年の進藤です。
忙しくないくせに、ブログが回ってるの知ってたくせに、一週間以上放置していたクソ野郎です。


前にブログを書いたのは夏休みだったから、だいぶ経ちましたね。


簡単に近況報告します。
昨年11月の県下駅伝で競技に一区切りをして(シンスプリントで盛大に逝きました)、
最近まで研究室にこもって療養&卒論執筆していました。

一月某日ようやく卒論を提出し、
最近は週一回くらいのペースで部活に復帰しています。
あの頃のシンスプリントの痛みはどこへやら、
2kg増加した身体を奮起させて快走中です。とてもつらい





早いものでもう卒業です。

実は一年生の四月、陸上部に入る気は全くありませんでした。
四年間で一番、フラフラしていた時期でした。
――しかしある日突然、
「このままでいいのか?何かに打ち込まない大学生活なんて君らしくない」
という頭の中のもう一人の自分の声。

気づいたら私はグラウンドにいました。


見学したとき、皆は400m×15本をしていました。
既に入部していた高橋(当時19)は何故かケガでエアロバイクしてました。
皆の息遣い、軽快な足音、張り詰める緊張感に、
「俺の大学生活は、これしかない」
そう直感で判断しました。


初めてのメニューは八木山60分jogでした。
――陸上に1時間も走るメニューがあったなんて知らなかった。。。
南雲(当時18)が「フゥ…」と軽そうにメニューを終えた姿を見て、
「これが経験者と初心者との間の壁か」
と痛感。


先輩の話から、とりあえず15分台で走れば速いんだなということを感じた私は、
そこを目指すことにしました。
しかし、初めての5000mは17分11秒。
8月には18分30秒という自己最低記録。

ただ走るだけじゃ速くならないんだな… 
陸上競技生活の始まりでした。



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紆余曲折ありましたが、周囲の方の助けを得て、
何とか四年間やり抜くことができてホッとしています。

「自分が後悔しないくらいに努力できたか」
と聞かれれば「No」ですが、
最初に抱いた15分台、32分台は達成できたので、
何か一つは掴むことができたのかなと思います。
しかし、、目標と計画立て、評価を通した自己管理、理論的練習、仲間、感動など、
記録以上に得たものがたくさんあります。

陸上で関わった全ての人に、
本当に感謝しています。
来年からは社会人となりますが、
大学で得たものを生かして楽しく走っていきたいと思います。




最後に一言。
「長距離走は、最も手軽なスポーツである」

服と靴と陸地があれば、
いつでもどこでもできてしまう究極のスポーツなんだと実感しました。
そんな長距離走だからこそ、
自分はここまで記録を目指せたし、楽しめたのではないかと思っています。

ほかのスポーツに目を向けると、
雨が降れば大事な試合ができない部員達がいます。
グラウンドや体育館確保のために交代で朝早くから管理棟に並んでいる部員達がいます。
その中で我々長距離走者が、
「今日は走れなかった…」と言う余地が何処にありましょうか。




――ですが、
怪我防止や回復の観点から、時には走らない勇気も必要です。

練習と休養のバランスをうまくとって、
春には皆の良い報告が聞けるのを楽しみにしています。



今日の練習で「今年出て行かれる四年生の御言葉が聞きたい」と皆に言われました。
もうすぐ二月だし寒いし、モチベーションも下がってくるので、
四年生女子の言葉で後輩を盛り上げてもらいましょう!

というわけで、「卒論も出したし暇そうな」(1)真璃子さん、よろしくね。


――――――
注(1) 梶山(2016)。

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