こんにちは。M2古澤哲平です。
新潟大から東北大の大学院に進学して早1年半,気がつけば修士2年,そして24歳…
時が経つのは本当に早いものですね。
いろいろと書きたいことはありますが、私はこれまでの陸上生活について振り返ろうかと思います。
「全日本大学駅伝大会を走りたい」という思いから、私は院に進学しても競技を続けました。
しかし、大学入学時はそのような思いは全くなかったです。
(恥かしながら地方国立大が全日本に出場できることも知りませんでした…笑)
そして、大学ではこんなに本気で陸上を続けるつもりは正直全くありませんでした。
入部当時目標は「5000mで15分台」ただそれだけです。
私は高校時代、5000m16分00秒で競技を終えています。
ですから今の後輩達は入学時の私より速い選手ばかりです。
そんな私が全日本を目指したいと思った大きなきっかけは、大学2年の全日本大学駅伝北信越地区予選会でした。当時の北信越予選は、10マイルのロードレースの上位8名の合計タイム(人数制限なし)でした。人数制限がないので、もちろん私も出場しています。この年、新潟大学は優勝し、23年ぶりに全国の切符を掴み取りました。今でも走り終わった直後先輩達が泣きながら喜び合っていた姿が鮮明に残っています。チームが勝ったことは心から嬉しかったですが、同時にあまりの自分の無力さを痛感させられました。この頃になって私は、初めて強くなりたいと考えるようになり全日本のことを意識し始めました。
当時の動画がこれです。(私も一瞬だけ映っています)
東北地区予選会には20歳のもえと達も走っていますね。
大きな目標が出来たと同時に私の記録もどんどん伸びました。
卒業時には5000mでは約50秒、10000mでは約2分タイムを縮めていましたが、全日本では補欠のまま卒業しました。
前向きに考えれば学部時代、全日本を走ることが出来なかったからこそ院でもがんばれたかもしれませんね。
また、おそらくこれが最後のブログになると思うので、私がタイムを伸ばした練習方法の一つをみなさんに紹介したいと思います。
まず私自身、高校と大学の練習の大きな違いは「距離」でした。
正直、強度は高校の方が強かったと思います。
その中でも私自身がタイムを伸ばした一番の練習は
「ポイント練後の60分以上のダウンジョグを毎回行うこと」
だと思います。
ポイント練後に60分以上もダウンジョグを行う理由は大きく分けて2つあります。
1つ目は、
「距離を踏むこと」
これは特に詳しく説明する必要はありませんね。
2つ目は、
「一番楽なフォームを体に定着させること」
ポイント練後は体がとても疲弊しているため、無駄なエネルギーを使わないように楽に走ろうとします。そのときの走りが自分自身の中で一番力みのない効率のいい走りだといわれております。その走りを体に染み付かせるために、あえて疲れているポイント練後60分以上の長いダウンジョグをします。
この練習方法は新潟時代、チーム全体で取り入れており、私以外にも
・5000m 17分05秒 → 15分20秒
・5000m 16分10秒 → 14分56秒
・5000m 16分30秒 → 14分53秒
・5000m 16分00秒 → 14分35秒
・5000m 15分40秒 → 14分34秒
・中距離 → 15分03秒
・陸上初心者 → 14分43秒
などここでは載せることができないぐらいたくさんの人が大学で大幅ベストを更新しております。
東北大内でも藤原啓がどんどんタイムを伸ばしているのは、特に距離を踏む練習(二部練習)をしているからだと思います。
ちなみに、この練習はみんなで話しながらだらだら行っても大丈夫なのでおすすめします!!
こんな感じで私のブログは終わりたいと思います。
さて次は最近ちょくちょく掲示板や練習日誌に名前が出てくる田辺に回したいと思います。
田辺さん!!人間に戻れてほんとによかったね!!
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