2015年11月17日火曜日

桜の木の下で

 『枕草子』、『源氏物語』。そんな物語を後世に残した彼女たちの髪はどんなにか美しかったろう。 普段と変わらない、昼下がりの教室。やわらかい日光が差し込み、古典の先生がぶつぶつと睡眠を誘う呪文を唱えているためか、舟を漕いでいるような頭もちらほらと見受けられる。それでも、僕を眠りに誘うことなどできやしない。なぜなら、一列左、二つ前の席で彼女の美しい黒髪が風に揺れているから――
 彼女は親の都合で今年度から引っ越してきたらしい。外見もいいし、この一ヵ月を見る限り、もうかなり周りに馴染んでいて器量も良さそうだ。
 はじめて彼女が教室に来る前に、僕は一度彼女を見たことがある。僕の通学路の途中、きれいな桜の木が一本立っているところに彼女はいた。長くて黒い髪がピンク色の桜に映えていたのをよく覚えている。その時は自転車に乗っていてはっきりとは見えなかったのだが、彼女の瞳は愁いの色を帯びていて、何かを祈るようにぎゅっと手を組んでいた。
 そして今日、同じ桜の木の下で、同じように、彼女は何かを祈っている。
~~~
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 ハイ、皆さんお察しの通り、これは完全なるフィクションです!
 こんな何かが始まるような場面に出くわしたことはありません!甘酸っぱい青春話を~と言われたので想像と妄想で書いてみました。一段落目のシチュエーションくらいなら何人か共感してくれると思うのは僕だけでしょうか。僕だけだったらつらいですね。
 黒髪ロングの美少女が桜の木の下にたたずんでいる、これだけで絵になりますよね。
 嗚呼、そんな場面に遭遇したい。
 御目汚しになったらすみませんでした。


 改めましてこんにちは。中距離の渡邉俊です。


 最近ひとりの夜がとてもさみしいので鍋します、とかあったら呼んでください。駆けつけます。

 ちょうどよいので県下駅伝の話します。実は2日前に足を痛めていて走り切れるかどうかも分からない状態でありました。金曜日に藤井君にマッサージされてたいそうな悲鳴を上げていたのは私です。そんなこんなで走った3区ですがとりあえず怪我しなくてよかった。ただマツダと上条に40秒も詰められてしまったのがなかなか悔しいです。がんばります。

 昨年の冬季練はけがなどがあいまってまともに練習を積むことができませんでした。ここでけがをしたら昨年の二の舞なので気をつけます。とか言って今週の1500mめちゃくちゃ出たいんですけどね。今年の冬はみんなで楽しくしっかり練習を積みたいです。がんばりましょう‼


では次は正式に長距離から独立した競歩PCの森君に書いていただきましょう。それでは!

0 件のコメント:

コメントを投稿